労働問題.COM|弁護士による労働問題(労働審判,労働組合)の解説 

解雇,残業代,派遣,非正規社員,労働審判,労働組合,訴訟,仮処分などの労働問題について経験豊富な弁護士が分かりやすい解説をしています。

カテゴリ : 執筆活動

いつも本ブログを閲覧頂き有難うございます。
本ブログについては,長らく休止状態となっておりましたが,今般,新たにブログページを開設することと致しました。

「経営者のための労働問題ブログ」

経営者・社長の側から労働問題を分かりやすく,かつ,掘り下げて解説するブログとなっています。

労働法制は労働者視点で制定されている為,世の中の言説はどうしても労働者目線になりがちです。

しかし,弁護士としての経験を重ねるにつれ,社長が法的に問題があると知っていればトラブルが回避できたケースが非常に多いことに気付きました。つまり,労働問題の大部分は,労働法制が非常に複雑であるが故に,経営者・社長がよく理解できていないことが原因なのです。

その原因を作っているのは,(場当たり的な)法律をパカパカつくりだし,改正を重ねて一層分かりにくくした上,会社の経営者に対してはろくな説明をしない国家(厚労省)にあると私は考えますが,ここで国家批判をしても空しいものです。

そこで,分かりやすく実効的な実務解説をすることで少しでも労働問題トラブルの回避に役立てて頂ければと思い上記ブログの開設に至りました。

なお,当面の間は,本ブログも残しますが,上記新ブログの更新のお知らせに留めるものとさせて頂きます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

吉村労働再生法律事務所弁護士 吉村雄二郎




弁護士の吉村です。

若干涼しくなってきましたが,皆様はいかがお過ごしでしょうか?

さて,個人の自由が無秩序に叫ばれる昨今ですが,会社で仕事する際は,企業の秩序を遵守してもらわなければなりません。組織の中で働く以上,一定の秩序が存在し,労働者がそれに従わなければならないことは,そもそも労働契約の内容になっているのです。その契約に基づいて,使用者が秩序を作ったり,守らせたり,秩序を破った労働者に制裁を与えることができます。

ただ, 秩序を守らせることができるといっても,経営者は労働者を一般的に支配できる訳ではありません。あくまでも企業体・組織体として合理的な範囲内でのみ秩序を守らせることができるのです。

この点を勘違いされると,不当な懲戒処分,パワハラ,セクハラ等につながるんです・・・

今回の原稿では, 「
従来認めていた会社備品の私的利用等を禁止し、違反者を処分することは可能か」というテーマについて解説しました。

具体的には,
①会社の貸与PCで,勝手に音楽を聴いたり動画を再生したりすることを禁じられるか?

②会社の電源で携帯等の充電をすることを禁じられるか?

③私物の持ち込みを禁じ,所持品検査が出来るか?

について検討しております。

どれもありがちな出来事ですね。さて,どうなのでしょうか?

この点について,(財)労務行政研究所発行の人事労務の専門情報誌「労政時報」 第3828号(12.8.2)【相談室Q&A】に,寄稿しました。

実務対応を含め具体的にわかりやすく説明しておりますので,是非ご高覧ください。

なお,私は,サラリーマン時代,筋トレにこっていた時期があり,プロテインのデカイ缶を事務デスク内に持ち込んで,休みに牛乳に溶かして飲んでいましたが,上司は「マズそ~なもの飲むなよ・・・」と言うだけで,特に咎められませんでした・・・。

 2012年09月08日18時42分15秒


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